結納とは?知って得するまとめ5選
みなさん、結納ってご存じですか?
最近ではなじみのない方、結納という言葉はなんとなく聞いたことがあるけれど、
実際どんな意味があって、どんな事をするのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は結納について知っていると得をすることをご紹介します。
「結納」は婚約の儀式のこと「顔合わせ食事会」は食事だけになります。
「結納」と「顔合わせ食事会」の違いはどこにあるのでしょうか?
結納は結納品の交換や口上などがあります。
しかし顔合わせ食事会は、両家の顔合わせを兼ねた会食です。
食事以外には挨拶や自己紹介、婚約記念品の交換やお披露目、婚姻届の記入などを行います。
気楽な雰囲気で顔合わせをしたい方には顔合わせ食事会がおすすめです。
本来は家と家がめでたい物を贈り合い、宴を交わずことで結婚の約束を固め新しい絆で結ばれることをお祝いする伝統ある慣わしです。
その昔は … 篇物や帯などのめでたい物を贈り合いました。
現代では … 蒲物や帯が結納金に代わってきました。
またそのスタイルも、現代では両家顔合わせの会食の場で結納を行う場合が多く、結婚式に向けておふたりやご家族が気持ちを高める為にコミュニケーションをとる場になっているようです。
「正式結納」では仲人が両家を行き来して結納品、
受書のやりとりをし、両家は直接会わずに結納が執り行われます。
一方、「略式結納」は新婦の家や料亭、ホテルなどに両家が集まり、
結納品や受書を取り交わす形式です。最近では、仲人を立てずに
料亭やホテルなどを会場にして行う略式結納が主流になっています。
略式にも2パターンほどあり、どちらにするかでお値段も変わってきます。
【ご新郎・ご新婦それぞれが結納品をご用意される場合】
こうしてご新郎様からご新婦様へ結納品を贈った後にご新婦様からも結納品を贈りお互いに取り交わすやり方。
【ご新郎様のみ結納品をご用意しご新婦様は受書のみ贈られる場合】
結納品は、関東では男性側と女性側がそれぞれ用意してそれぞれ受書を渡すため、「結納品を交わす」ことになりますが、関西では男性側が用意し、女性側が受け取るだけです。
そのため「結納品を納める」ことになります。
地方によってしきたりが異なるので、男性と女性の出身地が離れている場合は、
本人たちを中心にし、両家で相談します。
一般的に男性側が結納飾りを用意するために、男性の住まいの地域の風習を優先するケースが多いのですが、東西問で「結納飾り」自体の価格もかなり異なるため、よく相談して決めると良いでしょう。
最近では結婚式にもお金がかかるため両家で相談したのち、略式での
【ご新郎様のみ結納品をご用意しご新婦様は受書のみ】を選ばれる方が多いです。
▼結納の基本と準備
結納をすることになったら、まず決めるのは次の4つです。
- 日取り
- 場所
- 結納の形式
- 服装
このほかにも結納品や婚約記念品の用意など、結納当日に向けて漏れなく準備を進めましょう。
食事会の場合は3結納の形式が食事の内容(メニュー)になります。
結納品をご用意する場合は約1か月前までには手配を進めると良いでしょう。
受書にはお名前を記載する箇所があり内容を確認するお時間が必要となります。
略式【ご新郎・ご新婦それぞれが結納品をご用意され取り交わす場合】ですと
- 男性側:本式結納7品セット
- 女性側:本式結納5品セット
が人気の組み合わせとなります。
基本的には男性側が女性側よりも品数の多い結納セットを選ぶことが多いです。
【ご新郎様のみ結納品をご用意しご新婦様は受書のみ贈られ納める場合】
- 男性側:本式結納5品セット
- 女性側:受書3品セット
受書3品セットは受書だけではなく末広と長熨斗がついています。
受書だけだと気にされる方もいらっしゃるので受書3品セットにされる方が多いです。
もちろん受書のみの方もいらっしゃいます。
どのような形式にされるのかはお二人だけではなくご家族様にも相談しお決め頂くのが良いでしょう。
家族書や親族書は昔、結婚は「家」と「家」との結びつきであると考えられていたので「家族や親戚一同が、ふたりの結婚に賛成している証」として、取り交わしたと言われています。
現在では単純に、お互いの家族を紹介し合い、「これからのお付き合い、どうぞよろしくお願いします」という意味を込めて交換することになったようです。
ですので「もともとお互いの家族のことをよく知っている」、「改めて紹介するほどの親族がいない」などの場合は、「家族書」だけを交換したり、「家族書」「親族書」の両方を省略したりすることも。
新郎新婦と両家が改めて一つになることを意味する結納。
儀式の最初は緊張するかもしれませんが、それも大切な思い出の一部になるはずです。
緊張感や戸惑いも結納の醍醐味だと思えば、楽しくプランが立てられます。
お困りのことがございましたらこちらからお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました。